2007年 11月 13日
栃木・茂木(もてぎ)
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モテギツインリンクというレースサーキットをご存知でしょうか。
そうタイトルの栃木県の茂木にあるサーキットなんです。
今日はその茂木に行ってきました。
もちろんレースに出場するためにいったのではありません。
隣町は、やきもので有名な益子。でも陶芸家じゃないんです。
うるしのしごと。
松崎融(とおる)さんのところを訪ねました。
今日は本当にいい天気で、日が当たるところでは少し暑さも感じました。
でもさすがに山あいに位置する茂木は影に入ると急激に寒さが襲います。
この気候がものづくりにもてきしているのか、益子をはじめたくさんの作り手が
ここを拠点としているようです。
益子焼は江戸時代末期、笠間で修行した大塚啓三郎が
窯を築いたことに始まると言われます。
以来、優れた陶土を産出すること、大市場東京に近いことから、鉢、水がめ、土瓶など
日用の道具の産地として発展をとげます。
1924年、濱田庄司がこの地に移住し、
「用の美」に着目した柳宗悦らと共に民芸運動を推めるかたわら、
地元の工人たちに大きな影響を与え、益子焼は「芸術品」としての側面も、もつようになります。
現在、窯元は約380、陶器店は50。
若手からベテランまでここに窯を構える陶芸家も多く、その作風は多種多様です。
春と秋には陶器市が開かれます。
(以上、益子観光協会WEBSITEより引用)
松崎融さんも、もちろんそのひとり。
今日は奥さんと息子のおさむさんと、ともに迎えてくださいました。
来年に大阪での個展開催にむけて、打ち合わせ。
還暦を過ぎられても、探求心はとどまることを知らず、常に何か面白いことを
使い手とのキャッチボールを試みておられるようでした。
作品はどこかプリミティブな雰囲気も漂わせ、使い手の心くすぐる表情が特徴。
本当に強い素材である漆を施すことで、永くそばで楽しむことができる。
「想いに近づく仕事」
これは今日のお話の中で一番印象に残った言葉でした。
技術を高めること、感性をみがくこと、いろいろやることはあれど
自分のものづくりに対する想いにどれだけ近づけるか、
それが一番大事ということだろう。
何百、何千と繰り返すことで、自然と生まれ出てくるカタチ。
決してそれは偶然でなく、繰り返されたことで、
自分の中にある本質が表現されるという。
そうタイトルの栃木県の茂木にあるサーキットなんです。
今日はその茂木に行ってきました。
もちろんレースに出場するためにいったのではありません。
隣町は、やきもので有名な益子。でも陶芸家じゃないんです。
うるしのしごと。
松崎融(とおる)さんのところを訪ねました。
今日は本当にいい天気で、日が当たるところでは少し暑さも感じました。
でもさすがに山あいに位置する茂木は影に入ると急激に寒さが襲います。
この気候がものづくりにもてきしているのか、益子をはじめたくさんの作り手が
ここを拠点としているようです。
益子焼は江戸時代末期、笠間で修行した大塚啓三郎が
窯を築いたことに始まると言われます。
以来、優れた陶土を産出すること、大市場東京に近いことから、鉢、水がめ、土瓶など
日用の道具の産地として発展をとげます。
1924年、濱田庄司がこの地に移住し、
「用の美」に着目した柳宗悦らと共に民芸運動を推めるかたわら、
地元の工人たちに大きな影響を与え、益子焼は「芸術品」としての側面も、もつようになります。
現在、窯元は約380、陶器店は50。
若手からベテランまでここに窯を構える陶芸家も多く、その作風は多種多様です。
春と秋には陶器市が開かれます。
(以上、益子観光協会WEBSITEより引用)
松崎融さんも、もちろんそのひとり。
今日は奥さんと息子のおさむさんと、ともに迎えてくださいました。
来年に大阪での個展開催にむけて、打ち合わせ。
還暦を過ぎられても、探求心はとどまることを知らず、常に何か面白いことを
使い手とのキャッチボールを試みておられるようでした。
作品はどこかプリミティブな雰囲気も漂わせ、使い手の心くすぐる表情が特徴。
本当に強い素材である漆を施すことで、永くそばで楽しむことができる。
「想いに近づく仕事」
これは今日のお話の中で一番印象に残った言葉でした。
技術を高めること、感性をみがくこと、いろいろやることはあれど
自分のものづくりに対する想いにどれだけ近づけるか、
それが一番大事ということだろう。
何百、何千と繰り返すことで、自然と生まれ出てくるカタチ。
決してそれは偶然でなく、繰り返されたことで、
自分の中にある本質が表現されるという。
by manocreation
| 2007-11-13 00:14
| □artの報告